英語だけの授業で、うちの子は大丈夫かしら…?
→大丈夫です。子供の学習能力の高さは大人の想像をはるかに超えています。もちろん、初めは分からないことばかりで戸惑う事もありますが、子供の学習能力・理解力は大変高く、個人差はありますが、だいたい2~3ヶ月もすれば耳は慣れてきて、半年もすればクラス内で使う英語は自然と口にするようになってきます。もちろん、講師たちは、英語だけでも子供たちに分かりやすいように、様々なアクションや道具などを使って授業を行っています。
イヴェントが沢山ありますが、これは参加しなくちゃいけないの?
もちろん、参加してもしなくても、個人の自由です。日帰りのイヴェントから、お泊り、子供だけの参加や、家族で参加のイヴェントなど、年間を通して様々なイヴェントを行っています。その時々のご家庭の都合などに合わせて、ご判断していただければ結構です。
宿題は出るの?
原則的に「宿題」は出しません。ただ、お配りしているTapeもしくはCDを、ご家庭やお車の中で聴いていただきたいのです。このTapeやCDを「聴く」ことで、子供たちは授業で新しく学ぶ単語や会話の耳慣れをし、さらにスムースに授業を吸収する事が出来るでしょう。ただ、もちろん強制的にはいけません。無理やり聴かせたりすると、子供の中で拒絶反応が起こり、かえって逆効果になる事もあります。そのため、子供が興味を持った時、もしくはBGM代わりにさりげなく流しているだけでも、耳慣れは十分です。
家でたくさん練習させたほうが良いの?
いいえ、たくさんの練習は必要ありません。子供が自主的にしたいようなら、もちろんそれは結構なことですが。おかしな話ですが、ご自宅で強烈に勉強している子供ほど、テキストの中の受け答えは完璧に出来るのですが、その他の応用が全く出来ない、という子が多いのです。子供は授業の中で、講師の顔の表情や、身振り手振り、その場のいろいろなシチュエーションを観察しながら、今起こっていることを理解しています。その自然なプロセスの中で、子供は「英語→日本語」として理解するのではなく、「英語→英語」として理解しています。これをご自宅で誤った方法で練習する事によって、子供の中の思考力、理解力を低下させる恐れがあるばかりか、時として誤った発音で修正が難しくなる時もありえるのです。そのため、お子様が自発的に練習する時意外は、TapeやCDなどを流す程度で十分です。
実際どのくらい話せるようになるの?
週に1回の授業で、それ以外日常生活の中で英語を話す機会がなければ、例えば1年で、英語がペラペラになるということはありません。ただ、アイムの生徒たちは皆、外国人講師たちと30分ないし40分間を英語だけで十分に過ごす事が出来ます。英語で質問をすれば、文法的には少し間違っていても、言葉が少なかったとしても、自分で考え、自分の言葉で、英語で答える事が出来きます。これがコミュニケーションの初歩の段階であり、ここから将来に向かって、会話力はどんどん伸ばしていく事ができるでしょう。ここで一つ例をあげると、ある英会話スクールでは、子供たちに英語の長文など、意味も分からずただ覚えさせ発表などをさせて、いかにも“英語が話せるような”姿を見せているところもあるようです。ただ、このようなやり方では、“本当に話せる力”は養われないでしょう。私たちのイヴェントの一つ、世界中の外国人と2泊3日を共に過ごす【カンガルー共和国】では、子供たちが自分たちで考え、多少間違っていても、立派に外国人たちとコミュニケーションをとり、会話を楽しんでいます。この姿こそが、私たちの目標とする“生きた会話力を育てる事”です。一見遠回りをしているように見えるかもしれませんが、中長期的な視野において、確実に力を伸ばす事ができます。
他の英会話スクールで「1年で読み書き出きるようになる」と言われたのですが、そうなるの?
「暗記」を主として徹底的に行えば、ある程度は可能でしょう。しかし、多くの子供たちのように、そのやり方では、英語を好きになる事は難しく、逆に英語嫌いの子供を育ててしまう可能性が高いのです。また、「暗記」では、覚えられる単語にも限界がありますし、使っていなければ簡単に忘れてしまいます。しかし、「読み書き」も英語を学んでいく上で、重要なため、私たちは単に「暗記」ではなく、「フォニックス」を基本とした読み書きの教育を行っています。フォニックスとは、アルファベットが持つ音のことで、英語は日本語と違い、アルファベットの並び順などで、そのもの自体の音が変わります。アルファベットを覚えても、英語の読み書きが出来るようにならないのは、そのためです。このフォニックスは、子供たちの耳と口とで実際に体得していくもので、また、数多くのフォニックスルールというものがあり、それらも覚えていく必要があります。少し時間はかかりますが、これらを習得してしまえば、大抵の英語は読める・書けるようになるのです。これは「暗記」と違い、一度体得してしまえば、一生使える確かな英語力となり、中学生、高校生、また社会人になっても十分に力を発揮できることでしょう。このように、一時の暗記に頼るのではなく、将来的にもずっと使える、本当の英語力を養っていくことが、私たちの教育方針です。
文法は教えないの?
日本語で「これは現在進行形だから…」という教え方は一切しません。私たちが小さい頃、どうやって日本語を体得してきたか、少し考えてみてください。文法から入ったわけではなかったと思います。小さい子供を見ていると、たとえば「りんご」という一言を学び、その後徐々に「りんご」が「ある」のか、「食べたい」のか、「好き」なのか、を周りの会話を聞きながら、表現できるようになり、一度覚えてしまえば忘れる、ということはほとんど無いのではないでしょうか。それと同じで、英語も“apple”という一単語に対し、それが“I want an apple.”なのか、“I like apples.”なのか、“There is an apple.”なのかを英語だけのレッスンのなかで徐々に学んでいきます。どういう状態で、どういう文章を使うのかを、授業の中で少しずつ学び、最終的にそれを自分のものとして使えるようにしていきます。これは「日本語→英語」で学ぶのではなく、「英語→英語」で学んでいくのです。文法から入ってしまったら、そんなわけにはいかないでしょう。何かを話そうとするとき、まず日本語で考え、その単語を考え、それを正しい文法で話さなくてはいけない、そんなことをしているうちに、その話題はどこかにいってしまっている…そんなことでは、せっかく学んだ時間も労力も、結局は無駄になってしまいます。私たちは子供たちに文法を教えるのではなく、生きた会話力を学んで欲しいのです。
園児(EPC)にアルファベットは教えないの?
教えません。EPCの年齢(3~6歳)は、今後の好き嫌いを形成する上で、大変重要な幼児期の子供たちです。この時期には、子供は楽しいもが大好きで、この時期に好きになったものは、大抵大人になっても好きでいる場合が多いものです。この時期の子供たちに、無理やり何かを詰め込んだり、強要したりすると、良かれと思ってやった事でも、今後に大変大きな壁を作ってしまう事があります。そのため私たちは、この時期の子供たちには、まず英語は面白い、英語って楽しいものなんだ、という確かな土台を作ってもらい、また英語をしっかりと聞き取る力・発音する力をつけてもらいたいと考えています。それらの土台がしっかりしていることで、今後読み書きの基本となるフォニックスの習得もしやすくなります。アルファベットはいつでも覚える事はできますが、この時期の土台作りは、この時期にしか出来ない事なのです。
難しい時は、日本語で説明してくれないの?
しません。大人にとって、分からない言葉があることは、大変不安に思う事ですが、子供にとって分からない言葉があることは、然程不思議な事ではありません。なぜならば、普段の生活の中でも、分からない言葉がたくさんあるからです。その中で、子供たちはその場の雰囲気や状況、周りの状態、人の表情などを見て、言葉の意味を理解していきます。そのため、子供の状況判断力、理解力、吸収力は、大人の想像をはるかに超え、とても高いものです。英語でも同様で、語学は子供のほうが習得するのが早い、といわれるのは、そのためでしょう。もし、そこで、子供たちに考えさせずに、日本語で教えてしまったら、そこから子供は考える事を止めてしまい、学ぶ能力が低下してしまいます。多少時間がかかったとしても、自分で考え、理解したものは、確実に自分の力となっていきます。そのため、私たちは日本語で説明をすることは避けているのです。
月に何回の授業があるの?
アイムでは、「年間授業回数」というものがあり、どの教室も年間44回の授業となっています。そのため、月に5回ある月もあれば、3回の月もありますが、基本的にどの曜日の教室も、年間授業回数に則り、平等に同じ回数の授業を受けていただく事になります。